遺影は家族が、故人の生前の面影を想い起こしたり、お孫さん、ひい孫さんたちに語り継ぐための大切なお写真です。 いざという時、家族があわてないためにも、是非生前に、これが私のベストショット、という一枚を撮っておかれませんか。

2011年2月19日土曜日

「素顔の遺影」を夫婦で出張撮影~朝日新聞~


2011年2月18日の朝日新聞富山の地方欄に紹介されました。
私たちと同じ年代の新聞記者の高野さん。
私たちの”思い”をこのように、素敵にまとめていただき本当にうれしいです。

2011年2月18日金曜日

京都での撮影。思わぬ発見。

先日は、京都にてご夫婦の撮影をする機会がありました。
開口一番、御主人から思わぬ言葉が。

「私はそもそもお葬式に遺影など飾るつもりもないのだ。」とのこと。
何故それでは、私たちをお呼びになったのでしょう?と頭の中が混乱しました。

「では、生まれる前の私の顔をとってくれ。それが、素顔というものではないかと思う」
まるで、禅の問答のようでした。

それでも、私は撮る意味があると思ったので、
「ぜひ撮らせて下さい!」とお願いしたところ、一瞬意表をつかれたかと思われるような表情になり
そのあと笑顔に変わりました。

無事に撮影終了。
その方から、学んだことは。私たちは単に写真をとって終わるのではない。
誰にも必ず訪れるエンディングがあるからこそ、今生きているということを実感することができる。
そういうことをこの遺影撮影を通して、伝えていくことが重要だということ。

生まれる前の顔ではないかもしれません。そもそも形がないのですから。
しかし、その方の本来もっている強いエネルギーに満ち溢れた感じが写真からよくわかる一枚を
選びました。きっと喜んでいただけることかと思います。

2011年2月11日金曜日

富山テレビにて紹介されました。そしてその反響。

2月8日富山テレビ内のスーパーニュースにて、
生前遺影撮影が取り上げられました。取材にも3回来ていただき、6分ほど放映されました。
みなさまに少しでも関心をもっていただけたことに感謝です。

そしてそして、テレビの力とはすごいものです。
そのあと、電話が早速かかってきまして、
「毎年写真館に取りに行こうとずっと思っていたのだけども
おっくうで今になってしまった。うちに来てくれるなら、ぜひ夫婦で撮りたい。」

娘さんから、「親の写真をぜひとってください。」など反響がありました。

一年前はまさか、このような事をしているとも思っていませんでしたし、
このように取り上げられることになるとも想像していませんでした。

今後は、楽しみながらも責任をもって取り組みたいと思います。

2011年2月6日日曜日

こころのレントゲン

”遺影” という一枚をつくるために
いつも100枚を超えるお写真をお取りします。
その中には、ご自身のいろんな表情が伺えます。

写真といっても、その方だけに焦点をあてて撮影する写真はこころのレントゲン
のようなものに例えられるかもしれません。

あぁ~自分にはこんな表情をすることもあったんだ。
自分では普段見ていないような自分もでてきたりするので、
びっくりされることもあります。

など、100枚以上もあればいろいろあるものです。

額に入れていただくのは、そのうち一枚となりますが、その他の写真も
ご希望に応じてCDROMでお渡しいたしますので、じっくりいろんな表情をみて、
新たな自分の発見いただけたらうれしいです。

2011年2月3日木曜日

ライトワークという言葉

昨日、富山で中村文昭さんの講演会に行ってきました。
たくさんの幸せになれる、楽しいお話の中に3つのワークの言葉が出て来ました。


ライスワーク 食べるため、お金のために働いていること。
ライクワーク 仕事が好きだから、2時間くらい仕事について語れる。
ライフワーク 仕事そのものが自分の人生だ!と胸を張っていえること。


そして、
ライトワーク 人にスイッチを入れる仕事。人を輝かせる仕事。

素敵な言葉だなと思いました。

その時ふと、生前遺影撮影はライトワークだと自分は思いました。

生前に遺影撮影というエンディングと直結するようなイベントを経験することにより、今生きていることを大切に思っていただく機会になる。自分の表情をまじまじとみて、こんな自分もあるんだと気づいていただく。
そのお手伝いをさせていただくことが、喜びです。その為に、やっているんだ!と気づきました。