今回は、初めて震災後に東北にいく機会があり、実際に被災した現場をみること、そして仮設住宅やそこに住む人々とコミュニケーションをとることなどでとても印象に残った旅になりました。
ただ、一番勉強をさせていただいたのは、私たちが参加したこのアジア子供の夢の団体が震災直後から今まで15回にわたって、ニーズのある場所を変えながら継続的に支援していること、姿勢などを目の当たりにしたことです。
0泊3日という苛酷スケジュールのなか、私たちを運ぶバスを運転していた運転手さん、救援物資を運ぶ4トントラックをずっと運転し続けた運転手さん、毎回ボランティアに参加しておられててきぱきと物事を進めて行くスタッフの皆様、そしてすべてを取りまとめて、これからも2年間にわたって支援し続けると宣言されていたアジア子供の夢代表の川渕さんには本当に感動しました。富山にこんな団体があったこと、素晴らしい人々との出会いに感謝する週末になりました。
バスの中からどんどん物資が下ろされていきます。 |
ここの住人は、もともと南三陸の人ではなく、近場の仮設がみつからないためいろいろなところから集まってきているとお伺いしました。
私たちは、焼きそば作ったり、富山で集めてきた物資を一つ50円で売ったり、その時になるべくコミュニケーションをとりながら、次来るときに何が必要なのかということを聞いたりしました。
ニュースには、救援物資が届きすぎて困っているなどとありますが、あるところにはあって、ないところにはないといった状況がよくわかりました。このような周りになにもないところでは、買い物もままにならないとのことで、やはり食料と調理器具が一番必要とされていることが分かりました。
最後はおばあちゃんたちが見送りに来てくれました |
アジア子供の夢HP:http://ngoaky.exblog.jp/